食事、運動、睡眠は人が健康を保つための基本的な活動でありますが、「より質の高い」食事や運動、睡眠となると、なかなか持続するのが難しいという現実があります。また、生活のための仕事、お金のための仕事という日常から、精神的なストレスがたまり、メンタル不調に陥る方も少なくないという時代です。
このような現実も踏まえ、人々の健康とライフスタイルを考える機会を増やしていく活動をしていきたいと考えています。
このような課題意識から、株式会社檜原ライフスタイルラボでは、大きく2つのテーマ設定をしています。
1つが「ヘルスプロモーション」と呼ばれるもので、日本語でいえば健康増進と訳します。健康増進というと、健康的な生活を送るための様々な働きかけを含むもので、中には非常にあやしげなものも存在します。健康や予防という領域にはエビデンスが必ずしも存在しない環境下であることを理解しつつ、それら提案されてきた方策の意味と効果を検討していきたいと思います。また、それらの活動を通して、健康の意味を追求していきたいと思っています。
もう1つが「ワーケーション」と呼ばれるもので、これはワーク(働く)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語です。一時期ワークライフバランスという言葉が流行り、2つを別物として分けていくことが一般的でしたが、現代は多様な働き方が生まれ、働くと休暇の堺がなくなり、いわゆる活動すべてがライフワークというような方も少なくありません。また、課題の1つに仕事以外の時間にやることがない、いわゆるNo趣味な方も増えているということも聞かれます。ワーケーションというテーマでもって、現代人にとっての働くことの意味、休みそして遊ぶことの意味を考えていきたいと思っています。